園長あいさつ
社会福祉法人ロザリオの聖母会 障害者支援施設 聖家族園 園長 古山勇一 |
基本方針
どのような重い障害を持つ人も人間として尊重し、生命の尊厳を保持するとともに、利用者個々の持つ能力に応じた生きがいのある生活を送れるよう支援に努めます。
・施設の歩み
平成6年6月に聖家族園を開設。開設当時は精神薄弱者入所更生施設の名称であった。その後、知的障害者更生施設となり、平成23年10月からは障害者支援施設「聖家族園」となっている。措置制度から支援費制度、自立支援法から障害者総合支援法へと制度変更がありましたが、「利用者を中心とした」施設運営は変わりありません。今後も誠実に努力を積み重ね、利用者と共に幸せを実感していきたいと思います。
・施設運営
現在、施設入所支援(定員:50名)と生活介護事業(定員:50名)と夜間・昼間と分かれ、障害者支援施設として運営しています。日中の生活介護事業は、個々生き方に寄り添うプログラムを検討し、作業を中心に活動を行っています。夜間の施設入所支援では、心地よくゆっくりと過ごしてもらうよう努めています。
・利用者の要望の実現
利用者個々の希望に関しては生活担当者が中心となり、本人あるいは家族と相談を行いながら、夢や希望の実現を図ります。また、森の会(利用者自治会)を実施して利用者の要望を把握し、意思の尊重・要望の実現を積極的に実施しています。
・家族会との関係
家族会総会及び定期的に開かれる役員会では、施設長及び幹部職員も参加させていただき意見の交換を行っています。 家族には、園の行事(夏祭り、運動会、クリスマス会、新年会及びロザリオの福祉まつり)に参加いただき利用者・家族・職員も楽しんでいます。 年に一回全家族に「サービス改善アンケート」を実施し、サービス改善に努めています。利用者や家族は単にサービスを受ける立場ではなく、改善アンケートを通して施設運営を担うパートナーであることを理解していただけるよう努力を行っています。
・福祉サービス質の向上
サービス提供の基本理念の確認を行いながら、利用者に対して愛情を持った関わりを維持向上させていく。実際の運営や支援内容に関しては、客観的視点を大切にして、第三者評価を実施している。その評価過程および結果を業務改善に活かす努力を行っています。